2012年3月11日日曜日

あれから。

今日で震災から1年が経とうとしている。
去年の3月11日は何してたっけなと日記を見直してみると、
上映会PARTY「FILMMAKERS!!!」の出演者に
ギャランティを振り込んだり、お礼のメールをしてたりと
事務処理を淡々とこなしていた。


去年は、不況のショックから立ち直るべく、
色々とアクションを起こそうと思っていた矢先だったので、
頓挫した事もいくつか(本当にいくつかだが)あった。


でも、それによって自らの立ち位置や考え方が鮮明になったね。
経済的、身体的、精神的に影響、ダメージを受けたのは
被災地の方々なのは言うまでもないけど、
都心、被災地以外に住んでいる人にも大きな変化があったと思う。


変わった人と変わってない人。
踊らされた人とそうでない人。
身の振り方を変えた人と貫き通すと決めた人。
保守的になった人と先鋭的になった人。
絆や協調性を良しとして全体主義的になった人と、
違っている事を良いとして個性をより重んじるようになった人。


僕らの周りにもそう言う変化があったと思う。
僕は久しぶりにラーメン屋に行った時に
割り箸の紙に「心をひとつに」って書いてあるのを見て
何か違うなと違和感を感じた人です。
クリエイティブな事をやっているから元来個性を重んじている方だと思ったけど、
「もっと色んな個性があって良いよね、違ってて良いよね」と
より感じるようになりました。


今後は違った意見をどう受け入れていくのかがテーマになるのかもね。


今日という日に今後の身の振り方を考えつつ、
お亡くなりになられた方々へ心からご冥福をお祈りします。

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