2014年9月17日水曜日

曝け出し。

つい先日の事だけど久しぶりにDOMMUNEの会場観覧に行って来た。

HUMAN ELECTROことRYO君がドイツより帰国しライブをすると言うコトで
他の出演者のみならずお客さんも個性的なそしてカッティングエッジな人達が多かった。
こういう場所に行くとその人達の話を聞いているだけで
想像力が掻立てられ自分の中のエッジが立ってくる。

やはり新しい事にトライしている人達との会話は面白い。



先発はモーリー・ロバートソンさん。
アナログシンセを使ったライブで、デジタル全盛のご時世になかなか聴けない音を奏でていた。



お次はDJ HANGERさんのユニットturntable junkies。
六本木とかに行くとよく聴くキャッチーな曲を2枚がけ、スクラッチで
リアルタイムにremixして盛り上げる。
ノリ的には凄く好きな感じ。

そういや映画『TAKESHI’S』でもその超絶技巧を披露してたよね。



そして、HUMAN ELECTROことRYO君。
写真を撮ろうと思ったのだけど客が押し掛け後ろでしか撮る事が出来ず。。
でも、この写真が今の彼を物語っているようだった。
モーリーさんやHANGERさんとは違った静かな雰囲気からライブは始まり、
リズムや音階が不規則な展開。
まるで巷に流れているダンスミュージックを拒否しているかの様な展開に
観客は戸惑いながらそれを凝視する。

そして、音楽だけにとどまらず呼吸やポエトリーリーディング、

ギターの弾き語りまで入ってくる。



色々な事を隠さず見せる姿そのものが、
どこのジャンルにも属さない音そのものが、
彼という人間を物語っている様な気がした。

一時期、ネットでの数々の発言が物議を醸し出した時期もあったけど、
最近はそのエネルギーが自分に向けられている様な印象もあって、

新しい一面をまた見る事が出来るかもしれないと思えるライブだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿