2014年12月8日月曜日

12年かけて造られた映画

先月末ですが有楽町のシャンテシネで『6歳のボクが大人になるまで。』を観てきました。

彼の映画を観る度に思い出すのが
『ニュートン・ボーイズ』に出ていたジョニー・デップにそっくりの若手(当時)、
スキート・ウールリッチは今どうしているんだろうなと考えてしまう。
最近はTVドラマが多いみたいだね。
そういえば「ニュートン〜」もこのシャンテシネでやってたっけ。

話が逸れましたが『6歳〜』、ある意味実験的な映画だったね。
ある少年の物語を12年かけて撮るという。。
実際、主役の男の子は映画にクランクインした時は6歳で
クランクアップする時には18歳になっている。
勿論主役だけじゃなく他のキャストも歳をとっていくので、
他のキャストも容姿が老けていくわけ。

主役の両親役、イーサン・ホークとパトリシア・アークエットも
12年経つと子役程でないにせよ流石に容姿にも変化があって、
時間の経過にリアリティがあった。
(まぁ、マジで経過してるもんねw)

時々入ってくる時事ネタも効果的だったな。
「あ〜、その時、そんなことあったよね」と観客にも解る構成。
時間経過を容姿だけに頼ってないのが心憎い演出。

タイトルとは裏腹にある家族の話。
少年だけでなく姉や父母のエピソードの描かれ方も好きな感じでした。

夜、子供だけで集まって悪さをしている下りで
「そういうのよくやったw」と感じさせたり、
お母さんの男選びが "真摯な一面をみて選ぶ→酒癖悪し→別れる"
とパターン化している所など、
小出しに見応えのあるエピソードが入ってきて、
2時間45分と長時間ながら飽きない造りになっていた。

BEFOREシリーズでも描かれていたテーマ、
"あぁ、こんなにも時間が流れてしまっていたのね"という感じが
ここでもよく描かれていた。
これ、長時間だからというコトではない、この監督特有の描写だよなぁ。

好きな人にはかなり引っかかるんじゃないでしょうか?

そんなこんなでこの映画とても見応えのある映画でした。
「12年も時間かけないでさ、主役の男の子も経過描写で取り替えたり、
老けメイクで何とかなるんじゃないの?」なんて
合理的な事を言ってちゃこの映画は楽しめません!(笑)
移ろい行くその時間経過を楽しんで頂ければと。

ご興味ある方は是非劇場に行って観て下さい。
詳細はこちら。
http://6sainoboku.jp

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