2016年2月2日火曜日

凄く教科書的な演出だったけど、逆にとても勉強になったのである。

『パシフィックリム』の監督、ギレルモ・デル・トロの次作、
『クリムゾンピーク』を観てきました。

普段はロゴの色が黄色のユニバーサルも

作品の世界観に合わせて赤に統一しているという。
やはりパシフィックリムの成功はこういった部分でも強いね(笑)

ザックリとした印象だけど、
凄く教科書的な(否定的なニュアンスではない)手法が随所で使われていて、
とても勉強になった。

1つのシーンで重要な要素になるモノをカメラが捕らえてドラマが展開したり、
驚かせる時の「出るぞ出るぞと思わせて外し、一拍おいてからドン!」みたいな、
緩急のある演出など、そのシーンだけでも勉強の為に繰り返しみたいなと(笑)

作品全体の色調、赤、白、黒の3色が洋館では効果的に使われていて、
冒頭のNYのシーンでは、
牧歌的な要素を見せたいのかセピアに近い色調だったりと
色の使い方も意図がよく伝わる造りだった。

そう、これ凄く勉強になります(笑)

主演のミア・ワシコウスカのラブシーンで脱がない感じとか
トム・ヒドルソンのもう少し悪さを発揮しても良いのにな感(とでもいうのか。。)は
ちょっと微妙だったな。

2人はジム・ジャームッシュの「オンリー・ラバーズ・レフト・アライブ」にも
出演してたけどあっちの方が雰囲気あったぞ(笑)

とはいえ、ビジュアルは凄く印象的なので、観ておいて損はないかもね。
ご興味ありましたら是非チェックしてみてね。

詳細はこちら。

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